Google Analyticsでサイト全体のアクセス数が、
どのように推移しているかは直ぐに分かりますが、
ページ毎に見たい時ありますよね。
例えば、記事を投稿して何日くらいでアクセスが集まり始めるのか、
アクセスが減り始めるのはいつ頃なのかを調べたいとなった時、
全体のアクセスからは見えないので、ページ毎で見ないといけませんね。
この記事では、Google Analytics でページ毎のブログアクセスを調べる方法と、
実際、自分が運営している別のブログでアクセス数の推移を調べてみた結果を
まとめていきます。
調べ方
1.まずは Google Analytics にアクセスします
2.次に左のメニューから「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」を選択します
3.ページの一覧が表示されるので選択しましょう(検索窓から検索もできます)
4.右上の表示する期間を調整します
5.対象の期間が長い場合は、月毎の表示などに変えます
共通したアクセス傾向
自分のブログでページ毎のアクセスを調べてみたところ、
アクセス数の推移に共通の傾向が見られました。
ページ毎のアクセス傾向
上のグラフは、アクセス数上位5つのページのアクセス推移です。
どのページを見ても一旦アクセス数が増えてから、
しばらくして、徐々に減っていく傾向があることが分かります。
傾向が見える理由
それでは、なぜこのようなアクセスになるのでしょうか。 その理由を考えてみましょう。
初めに徐々に増える理由
増えていく理由は認知されていくからでしょう。
投稿したばかりでは、膨大な数のWebページ上の1ページでしかなく、
そのままでは、誰も気づいてくれません。
でもいいコンテンツはみんなに見てほしいですし、
みんなもいいコンテンツを見たいですよね。
Google などの検索エンジンでは、Web上を探索して、
新しいページを見つけると、検索で表示するように登録します。
つまり、検索エンジンに認知され始めることでアクセスが増えます。
また、ユーザーの間でも、興味深いコンテンツを共有しようという動きがあります。
これによって、ユーザーからユーザーへと新しいページの認知が広がって行きます。
こうして、ページに触れる可能性のある人が増えていき、
その中の一定割合の人が実際にページをアクセスするので、
アクセス数が徐々に増えるのです。
減っていく理由
アクセス数が減っていく理由はざっくりと次の三点が考えられます。
- 記事の話題が旬を過ぎる
- 未訪問のユーザーがいなくなった
- 他のサイトにユーザーを持っていかれる
記事の旬
1つ目は、扱っている記事の内容にもよりますが、
情報には鮮度があるので、古い情報は人の興味から外れていきます。
そのため、旬を過ぎた話題は自然にアクセス数が減ることになります。
訪問済みのユーザー
2つ目は、すでにアクセスしそうなユーザーが全員アクセスしてしまったという状態です。
ページの認知が増えるにつれて、
徐々に、アクセスする可能性のあるユーザーが増えますが、
いずれは、その数も安定します。
その中のユーザーがアクセスしているうちは、アクセス数は減りませんが、
一度ページを訪れたユーザーが再度訪れる可能性は低くなるので、
アクセスが減るのです。
他サイトとの競争
3つ目は、他のサイトの成長です。
時間が経つと、より情報を持った人が、
より良い記事を書く可能性が高まります。
つまり、似た内容でより魅力的な記事が出てくることになります。
そうすると、アクセスは他のサイトに流れてしまい、
ページへのアクセスは減ってしまいます。