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ノートPCのキーボードでデスクトップPCを操作する

デスクトップパソコンとノートパソコンを併用していると、
デスクがどうしても下の図のようになると思います。

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デスクのイメージ

デスクトップのモニターをバックに、
ノートパソコンを置いて作業するという形ですね。

ここで問題は、
デスクトップのキーボードやマウスをどこに置くのかということです。

デスクが広ければ横に置いたり、
ノートパソコンを触っている間はキーボードを立てかけるなどもあり得ますが、
作業の途中で、ノートパソコンとデスクトップを切り替える時に、
いちいちキーボードを引っ張り出したり、手を移動させるのは結構手間です。

そこで、ノートパソコンのキーボードとトラックパッドを使って、
デスクトップパソコンを操作したいという要望が生まれます。
ここでは、その方法を紹介します。

Chrome リモートデスクトップを導入する

別パソコンを操作すると言えば、
リモートデスクトップというツールが代表的です。
ここでは簡単に導入できるChromeリモートデスクトップを使うことにします。

デスクトップパソコンはアクセスされる側、
ノートパソコンはアクセスする側とします。

デスクトップ側の設定

  1. Google Chrome をインストールする
  2. アドレスバーに remotedesktop.google.com/access を入力しEnter
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    アドレスバーに入力
  3. 「リモートアクセスの設定」の右下のボタンをクリック
    f:id:u874072e:20200529172910p:plain
    リモートアクセスの設定
  4. ファイルがダウンロードされたらインストール
  5. PCの名前とPIN番号を設定する

ノートパソコン側の設定

  1. Google Chroomeをインストールする
  2. アドレスバーに remotedesktop.google.com/access を入力しEnter
  3. アプリとしてChrome リモートデスクトップをインストールする
    f:id:u874072e:20200604134859p:plain
    アプリとしてインストール

最後のアプリとしてインストールすることは必須ではなく、
Chrome上で利用できます。

ノートPCとデスクトップPCの操作を切り替える際に、
Chrome のタブを切り替えるよりアプリの切り替えの方が使いやすいので、
ここではアプリとしてインストールすることにします。

Chrome リモートデスクトップを使ってPCを操作する

上でChrome リモートデスクトップの導入が完了したら、
ノートPCからデスクトップPCにアクセスして操作します。

ノートPCからデスクトップPCに接続する

  1. Chrome リモートデスクトップを起動する
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    chrome remote desktop の起動
  2. 接続するPCをクリックする
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    接続するPCを選択
  3. PINを入力する

これでノートPCからデスクトップPCが操作できるようになります。

ノートPCとデスクトップPCの切り替え

ノートPCとデスクトップPCの切り替えは、
ノートPCで利用しているアプリを切り替えるだけです。

WindowsならAlt + Tab、
MacならCommand + Tab
のショートカットを利用して切り替えるのが便利です。

まとめ

ノートPCから手を離さずに、
後ろにあるデスクトップPCを操作する方法を紹介しました。

ローカルのネット環境にもよりますが、
カーソル移動や文字入力もほぼラグ無く操作できます。
デスクトップのモニタを見ながら、
ノートPCのキーボード入力をすれば、
まるでノードPCがただの無線キーボードになったかのように感じます。

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