クイックノート

ちょっとした発見・アイデアから知識の発掘を

Google AdSense の審査が意外と緩かった

Google が提供しているWeb広告「Google AdSense」を使えば、
誰でも自分のサイトで広告を張って、広告料を手に入れることができます。

誰でもと言いましたが、Google では、広告を張るのにふさわしいサイトを審査で選んでいるようで、
何も書かれていない空っぽのサイトなんかは審査に落ちたりするようです。

詳しい審査基準はオープンにされていませんが、
審査に通った、落ちたというネット上の記事を見てみると、
数十記事は最低でも必要とか、
記事の文字数は〇〇文字以上とか、
かなり厳しめの合格ラインがあるように書かれています。

落ちても期間を開ければ再審査してもらえるようなので、
とりあえず試しということで、
自分が運用している別サイトをダメもとで審査に出してみたところ、
なんと、審査に通ってしまいました。

ネットで書かれている合格ラインからすると、
かなりレベルの低いサイトでも合格できたので、
そのサイトの特徴をまとめておきたいと思います。

審査に出したいけどうちのサイトじゃどうせ無理
と思っている人のハードルを下げれればいいかなと思います。

最低限必須なもの

よく言われていますが、
Google AdSense の審査に当たって、
最低限必要なものがあります。

それは「独自ドメイン」です。

Webサイトには、それぞれ個別のURLがありますが、
URL の中の「〇〇.com」などの部分がドメインと呼ばれるものです。

このドメインを自分で持っていないといけません。 例えば、このブログの「blog.hatena.ne.jp」はドメイン名ですが、
私のものではなく、はてなブログのものなのでこれは使えません。
ドメインの使用を契約して、サイトにそのドメインを設定することが必要です。

また、サブドメインは審査に使えません
ドメインは、「.(ドット)」で繋がっていますが、
サブドメイン】.【ドメイン】.com
のような形になっていると、サブドメインと呼ばれます。
もっとドットを繋げると、サブサブドメインのようになりますが、
それも使えません。

後ろの「.com」の部分は「.net」など他のものでも大丈夫です。
自分の場合は「.com」を使いました。

私が使ったドメイン取得サイト↓

申請したサイト

それでは、審査に通ったサイトの特徴をまとめていきます。

記事は全てテンプレートに従ったもの

記事の構成を一つ一つ考えて作るのは結構大変ですが、
自分の場合は、全ての記事を一つのテンプレートに沿って作成しました。

下の図が、そのテンプレートの概要図です。

f:id:u874072e:20180830175244p:plain

一つのテーマについて分析した結果を一つの記事として書いていたため、
グラフやワードクラウドを張り付けています。

一番上の画像は見出し用の画像で、
最後の関連ツイート一覧はテーマに沿ったツイートを埋め込みで並べたものです。

文字数はほとんどない

上のテンプレートを見るとすぐにお分かりかと思いますが、
ほぼ画像で文字はほとんどありません。

関連ツイートには文字が含まれますが、
ただの引用でしかありませんし、
ツイートの文字をカウントしても大した文字数にはなりません。

このように、文字がほとんどなくても、Google AdSenseの審査にはちゃんと通ります。

コンテンツの中身はそれほど重要ではない?

上のテンプレートではオリジナルのコンテンツは、
グラフやワードクラウドといった画像データです。

画像の良し悪しの判断は文章以上に人によって変わってくるので、
コンテンツの中身で判断されているようには思えませんね。

記事数は?

審査に出した時の記事数は40記事でした。

これは、他のサイトで言われている目安を参考にしてみました。

記事数自体はそこそこですが、
記事の中身がテンプレートにそってペタペタ貼ってるだけでできているので、
40記事といっても労力はほぼかかっていません。

たまに目にする「中身のない記事を50記事書いても審査に通らない」は、
別のところに原因があるのでしょう。

アクセス数は?

広告を張るかどうかの審査だから、
アクセスがあったほうが審査に有利というのを見かけることがあります。

論理としては正しそうな気もするのですが、
私がGoogle AdSenseに通ったサイトでは、
アクセスはほぼゼロです。

ほぼゼロと書くと、謙遜して小さく言っているだけと疑われそうなので、
もう少し正確に書くと、
最高でも一月の間に30アクセスで、
審査に出した時にはアクセスは下降気味でした。

このことから、アクセス数は大した問題ではないということが分かります。

まとめ

GoogleAdSenseにダメもとで審査してもらったところ、
意外とすんなりとOKが出てしまいました。

ネット上で書かれている「審査に通るための方法」よりは、
かなり緩い方法を提示できたので、
これから審査に臨む人のハードルを大幅に下げれたのではないでしょうか。

プライバシーポリシー