クイックノート

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Mac の再インストール時にAppleの認証でつまづく

Mac OS は基本Apple のコンピューター上で動作することが前提となっているため、
Mac OS インストール時に、Apple 側で認証が行われます。

Mac OSリカバリディスクによって再インストールする場合であっても、
この認証の手順を経ることになり、
認証が完了すると、OSのダウンロードが行われます。

ところが、この認証、一筋縄では行かないことがあるので、
つまずきポイントをまとめておくことにします。

バージョンは「Sierra」です。

ネットに接続しよう

当たり前ではありますが、Appleの認証はネット経由で行われるので、
必ずネットに接続した状態で行いましょう。

こんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが、
ネットに接続せずに認証を進めてもエラーメッセージが表示されないのです。

何のメッセージもないまま画面を戻されるので、
「なにがいけなかったのか?」と戸惑う可能性もあるので、
このネット接続は一つのつまずきポイントになっています。

時刻を合わせよう

ネットに接続して、無事Appleの認証を始めることができても、
「Untrusted cert title」というエラーメッセージが返って来て、
認証に失敗する場合があります。

これは、コンピューター側で設定されている日時が、
あまりに外れた日時だと起こるようです。

というわけで、日時を設定すれば解決!なわけですが、
なにせOSがインストールされていないので、
時刻設定をどうすればいいのかという問題が生じます。

コンソールを開いてCUIでコマンドを打って時刻を修正するのですが、
普段CUIを使わない人にとっては、ここが大きなつまずきポイントになります。

下の手順に沿って進めていきましょう。

コンソールを開く

Mac OS の再インストールの画面で、
画面上部のメニューから
「コンソール」
を探してクリックしましょう。

再インストールの画面が消えて、
質素なコンソールの画面が現れます。

date コマンドで日時を調整

次に、日時を設定します。

date -f "%Y %m %d" "2018 08 30"

のようなコマンドを入力して、 日時を設定します。

上のコマンドを入力すると、
日付が「2018年8月30日」に設定されます。

正確に合わせる必要はないので、
日付さえ合わせれば良さそうです。

コンソールを閉じる

また上のメニューから「コンソールを閉じる」を探してクリックしましょう。

コンソールを閉じると、OS のインストールの画面が再度開かれるので、
今度こそAppleの認証に進みましょう。

まとめ

意外とつまづく Mac OS の再インストールですが、
特にコマンドで日時調整しないといけないのはかなりの罠ですね。

あまり再インストールを意識してないということでしょうか。
そもそも、Mac OS のインストールは基本的に出荷前に行われているので、
他のOSに比べてその当たりの特色が出てきているということでしょうか。

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