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【英語】privilege と honor の違い

嬉しいという気持ちをかしこまって伝える時、
「光栄です」「名誉に思います」などに対応する英語は、
「have the privilege of」「have the honor to」などがあります。

「privilege」も「honor」も名詞として「名誉、栄誉」の意味がありますが、
「It's an honor and privilege」と言って、「光栄です」と表す文章もあることから、
「privilege」と「honor」は微妙にそのニュアンスが違っているようです。

「privilege」 の基本の意味は「嬉しい特権」

英英辞書でprivilegeの意味を調べてみると、

  • 個人、または特定のグループに与えられる特別な利益
  • 運よく獲得した自分にとって嬉しい何かをする機会

とあります。 privilege は普通なら出来ないけど、
自分に利益があるようなことができる特権

を表しています。

ということは、「have the privilege of」は、直訳すると、
「~する(嬉しい)特権を持っている」という意味になります。
なんだか偉そうに聞こえますが、
その特権は、その人にとって嬉しいものだというニュアンスも含まれているので、
「嬉しい特権を持っている」=「光栄です」という意味になるのですね。

「honor」の基本の意味は「誇らしいもの」

honor の意味は、「誇りに思うもの、誇らしいもの」です。

「have the honor to」は直訳すると、
「~するという誇らしいことを持っている」という意味になりますが、
要するに「~することは誇らしい」=「~できて光栄です」ということですね。

こちらの方が、光栄だということを、
誇らしいという形でより直接的に表現している感じがしますね。

まとめ

privilege は特別な機会をもらえて嬉しいというニュアンスがあり、
honor はそのことを誇らしく思うというニュアンスがあることが分かりました。

微妙な違いではありますが、使い分ける時の参考にしたいですね。

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