Word で図表番号を挿入すると、
下の図のように画像の左側に黒い点が表示されます。
何となく見た目がが悪いので、
消したいと思っても、
この点、なかなか消えてくれません。
どうすれば消えてくれるのでしょう。
印刷では表示されない
消す前に、まず知っておきたいのは、
この黒い点は印刷では表示されないということです。
つまり、あくまで電子データ上でのみ表示されています。
実際、「Ctrl+P」で印刷の画面を開いてみると、
この通り、左側の黒い点は消えています。
じゃあいいやと思われた方は、安心して印刷してください。
いやいや、電子ファイルからも消したいんだよという方は、
この記事の続きをどうぞ。
黒い点を消す方法
結論から言うと黒い点は消えません。
が、見えなくすることはできます。
ここでは、どうやって、この黒い点を隠すかについて説明します。
1. テキストボックスを作る
まず、図を配置したい箇所にテキストボックスを挿入してください。
「挿入」→「図形」→「テキストボックス」を選択して配置します。
2. テキストボックスの中に画像を張り付ける
次に、テキストボックスの中に、
図番号を挿入する予定の画像をコピー&ペーストで貼り付けます。
3. 図表番号を挿入する
続いて、張り付けた図に図表番号を挿入します。
張り付けた図をクリックで選択した後、
「参考資料」→「図表番号の挿入」 をクリックし、
適切な図表番号のフォーマットを選んでOKをクリックします。
この時点では、通常通り、黒い点が表示されたままです。
4. テキストボックスの余白をゼロにする
黒い点を隠すために、テキストボックスの余白をゼロにします。 テキストボックスを右クリックして、「図形の書式設定」を選択します。
そして、右側に表示された書式設定欄から、
「レイアウトとプロパティ」を選択し、
左余白を0にします。
これで、黒い点は隠せたはずです。
5. テキストボックスの枠を消す
後は、テキストボックスの枠を消して見た目を整えます。
テキストボックスを右クリックして、
「枠線」→「線なし」をクリックすれば、
枠線も消えて、図と図表番号だけが残ります。