クイックノート

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再起動後 Ubuntu が Emergency mode になった

台風による停電のためか、気づくと Ubuntu が再起動してました。
再起動するだけならいいのですが、いつもの GUI が表示されず、
CUI が表示されて、次のようなメッセージが

Welcome to emergency mode! After logging in, type "journalctl -xb" to view
system logs, "systemctl reboot" to reboot, "systemctl default" to try again
to boot into default mode.
Give root password for maintenance
(or type Control-D to continue):

Welcome じゃないよと思いつつ、
Enter を押すとコマンドの受付を始めたので、
とりあえずメッセージに従ってsystemctl reboot でリブートしてみましたが、
特に変わらず。。。

お仕事開始です!

原因調査

取り合えず、メッセージにログを見ろと書かれているので、
その通り見てみると、非常に長いログだったので、
エラーだけに絞ってみました。

journalctl -xb | grep error

すると、エラーを起こしているのはSSDのマウントのようです。

実際、dfの結果を見てみると、
エラーを起こしているSSDは表示されていませんでした。

原因

ということで、原因は、
SSDのマウントエラー
らしいということが分かりました。

対処

原因が分かったので、
SSDのマウントエラー撲滅に向けてミッションスタートです。

マウントしてみる

ログのエラーからは詳しいエラーが表示されていなかったので、
とりあえずダメもとでマウントしてみて、エラーメッセージを見てみましょう。

sudo mount /dev/[デバイス名] /[マウント先]

を実行してみると、やっぱりエラーでしたが、
そのメッセージが、

can't read superblock

でした。

停電のせいで障害が起きてそうですね。

修復する

壊れてるとなるとかなり厄介ですが、
うまくいくことを祈って修復を試みます。

sudo fsck /dec/[デバイス名] -p

ファイルシステムの自動修復を行うコマンドです。

再度マウント

実行が終わったら、とりあえずマウントしてみます。

sudo mount /dev/[デバイス名] /[マウント先]

無事マウントに成功しました!

まとめ

スーパーブロックが読めないと言われた時はひやひやしましたが、
自動修復のおかげで助かりました。

停電対策として最初から電源落とすなりしておくべきでしたね。

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