R でコードを書くときに便利なのが RStudio です。
RStudio では、コード、コンソール、変数、グラフを
一つのウィンドウに配置して表示してくれて、
画面の切り替えなしに、
コードも書けて、結果も見れるので作業が捗ります。
ところが、そんな RStudio のメリットを
損なってしまう問題が発生したので、
その原因と対策をまとめておきます。
症状
Rstudio 上で プロットを実行すると、
ウィンドウ内のパネルにグラフが表示されず、
代わりに、別ウィンドウにグラフが表示される。
再現のために、以下の手順で症状が起こることが確認できます。
- 「Session」→「Restart R」でRのセッションを再起動する
- 「plot(1)」など適当にプロットすると「R graphics engine version 12 is not supported by this version of RStudio.」という警告が表示される
- 別ウィンドウでグラフが表示される
原因
警告にも書かれているように、
グラフィクスエンジンに比べて、
RStudio のバージョンが古いということが原因のようです。
解決方法
原因はRStudio が古いことなので、
バージョンアップしましょう。
以下、バージョンアップの手順です。
※すでに起動中のRStudioは終了しておく必要があります。
- RStudio のインストーラーをダウンロードする
- ダウンロードしたインストーラーを起動して、インストールと同じ手順を踏む
バージョンアップというよりは再インストールに近い形になります。
まとめ
実は、結構前からこの問題が起こっていて、
とりあえず放置していたのですが、
ちゃんと warning が出ていたのですね。
R を起動後最初のプロット時にしか、
この warning が出ないようなので、
そのまま見過ごしていました。。。