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【RStudio】plot するとグラフが別ウィンドウで表示されてしまう問題

R でコードを書くときに便利なのが RStudio です。

RStudio では、コード、コンソール、変数、グラフを
一つのウィンドウに配置して表示してくれて、
画面の切り替えなしに、
コードも書けて、結果も見れるので作業が捗ります。

ところが、そんな RStudio のメリットを
損なってしまう問題が発生したので、
その原因と対策をまとめておきます。

症状

Rstudio 上で プロットを実行すると、
ウィンドウ内のパネルにグラフが表示されず、
代わりに、別ウィンドウにグラフが表示される。

再現のために、以下の手順で症状が起こることが確認できます。

  1. 「Session」→「Restart R」でRのセッションを再起動する f:id:u874072e:20181214144901p:plain
  2. 「plot(1)」など適当にプロットすると「R graphics engine version 12 is not supported by this version of RStudio.」という警告が表示されるf:id:u874072e:20181214145036p:plain
  3. 別ウィンドウでグラフが表示される f:id:u874072e:20181214145110p:plain

原因

警告にも書かれているように、
グラフィクスエンジンに比べて、
RStudio のバージョンが古いということが原因のようです。

解決方法

原因はRStudio が古いことなので、
バージョンアップしましょう。

以下、バージョンアップの手順です。
※すでに起動中のRStudioは終了しておく必要があります。

  1. RStudio のインストーラーをダウンロードする
  2. ダウンロードしたインストーラーを起動して、インストールと同じ手順を踏む

バージョンアップというよりは再インストールに近い形になります。

まとめ

実は、結構前からこの問題が起こっていて、
とりあえず放置していたのですが、
ちゃんと warning が出ていたのですね。

R を起動後最初のプロット時にしか、
この warning が出ないようなので、
そのまま見過ごしていました。。。

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