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児相による誤認保護のQ&A

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児童相談所は、子供を虐待から守る役目を期待されている機関ですが、
現状では、その運用に大きな問題があり、
「虐待を受けていない子供」を親元から引き離すケースが多数見られます。

もちろん、人間の行うことなので、
間違いが存在するのは仕方がありませんが、
誤認保護が数ヶ月〜数年続くといったケースも多く、
「まともな運用の下で避けられない間違い」を逸脱している
と言わざるを得ません。

最近では、SNSの普及もあり、
このような児相による過ちの被害に遭われている方の
認知も広がりつつあります。

一方で、「そんなこと本当にあるの?」
「何かの間違いでは?」
と疑問を持つ人々もいます。

私も、この問題を認知するまでは、
おそらく同じような反応をしたことでしょう。
公的な機関が、まさかそんな間違いをしないだろうというのは、
自然な感覚かもしれません。

ところが、現実は公的な機関が大きな過ちを犯して、
多くの罪無き親子が分離されているのです。

ここでは、児相の誤認保護についての疑問の声に対して、
Q&A形式で、現実をまとめることで、
より深く児相の誤認保護問題を理解することとします。

Q1: 「ちゃんと説明すれば分かってもらえるでしょ?」

虐待の疑いで保護されたとしても、
疑いが晴れれば子供は帰ってくるはずだから、
説明すればいいだけでは?という疑問です。

説明したら帰ってくるんだから、
間違いで保護されてたら数ヶ月も数年もかからないでしょ。
という疑問も、同様ですね。

一見、最もな疑問に見えますが、
本当に説明したら分かってもらえるのでしょうか。

A1: 「虐待していない」は悪魔の証明

さて、「虐待をしていない」ことをどうすれば証明できるでしょうか。

「アザがない?」アザはできたけど治ったのかもしれないし、
そもそも、暴力でいつもアザができるとは限らないですよね。

「絶対に暴力なんて振るっていない?」誰か証明できる人はいるでしょうか。
24時間常に監視カメラで録画している訳でもありませんよね。

このように、「存在」を否定する類の証明は、
原理的に困難を極めます。
これを悪魔の証明と言います。

「説明すれば分かってもらえる」以前に、
説明することがほぼ不可能なのです。

Q2: 「根拠なく保護はしないでしょ?」

保護するにはそれだけの理由があって、
保護している筈だという考え方ですね。

火のないところに煙は立たない、
是非そうあってほしいものですし、
そうあるべきでしょう。

A2: 一時保護に明確な証拠・根拠は必要ない

実は、児童福祉法を見ればその答えが書いています。

第三十三条 児童相談所長は、必要があると認めるときは、 第二十六条第一項の措置を採るに至るまで、 児童の安全を迅速に確保し適切な保護を図るため、又は児童の心身の状況、 その置かれている環境その他の状況を把握するため、児童の一時保護を行い、 又は適当な者に委託して、当該一時保護を行わせることができる。

上記で明らかなように、一時保護の要件は、
児童相談所長、つまり、児相が必要であると認めることです。

そして、環境・状況の把握を目的として一時保護ができます。

そのため、児相が疑いを持って、調べたいなと思えば、
証拠もなしに一時保護できるのです。

Q3: 「本当の虐待を防ぐために誤認保護はしょうがないでしょ?」

100人の児童の中に、
本当の虐待が1人でもいたら、
その1人を守るために、
99人の誤認保護してでも100全員保護しようという考え方です。

どの一人が本当の虐待か分からないのだから、
とりあえず全員保護するしかないということですけど、
本当にそれでいいのでしょうか。

A3-1: 過剰保護は真の虐待を見逃す

下記の記事にも書きましたが、
保護の網を大きく広げると、
網がザルになり、真の虐待を逃すことになります。

clean-copy-of-onenote.hatenablog.com

児相の元に、多くの誤通報が届くようになると、
児相は全てのケースを扱うことができなくなり、
仕事を選び始めます。

すると、本当の虐待で厄介そうな案件は後回しにされてしまうでしょう。

A3-2: 誤認保護も「虐待」である

一旦、誤認保護されると、
いくら説明しようと、
虐待をしていないことの証明ができないので、
長期に渡って、親と子供が分離されることになります。

これは、子供にとって、非常に過酷な環境でしょう。

いつも一緒にいたはずの頼れる親が突然いなくなり、
知らない大人や、知らない子供に囲まれて数ヶ月、
場合によっては、数年間暮らすことを余儀なくされます。

子供にとって親子分離は大きな心理的虐待となります。
これでも誤認保護がしょうがないと言えるでしょうか。

1人を虐待から守るために、
99人を虐待しても良いと本当に言えるのでしょうか。

Q4: 「一時保護って短いんでしょ?」

「一時的」なものだから短いのではないかという疑問です。

確かに名前の通り、
数日程度ならまだ誤認保護による
人権侵害のダメージも少なくて済むでしょう。

A4-1: 一時保護は延長可能

まず、一時保護は2ヶ月という上限が定められています。
2ヶ月と聞いて「一時」という言葉から
想像していたより長いと思う人もいるでしょう。

ところが、この2ヶ月の上限はほぼ無意味です。
一時保護は、何度でも延長が可能です。
ただし、延長の度に家裁に許可を取るという手続きが定められています。

ところが、この家裁に許可を取って延長という手続きも無意味です。
それは家裁が素通しで許可を出すからというものではなく、
法律の抜け目として、
家裁の許可を経ずに延長する手段が用意されているからです。

詳しくは下の記事に書いていますが、
抜け穴を使えば、児相単独の判断で半年以上の親子分離が可能となります。

clean-copy-of-onenote.hatenablog.com

まとめ

児相の誤認保護問題について、
非当事者から出てくるよくある疑問をQ&A形式でまとめました。

別の疑問をSNSで見かけたり、思い出せば順次追加していこうと思います。

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