最近世間を賑わせている日本ボクシング連盟をめぐる問題ですが、
そこで「奈良判定」と呼ばれるキーワードが出てきます。
この「奈良判定」というのは、
連盟の会長の出身地が奈良県ということもあり、
奈良の選手に有利なように審判の判定がなされてしまう問題を指す言葉です。
その真偽は、これから解明されるのでしょうが、
どうも「奈良判定」という言葉は内々では昔から使われているとのことですが、
これが長く続いているということは、審判の偶然のジャッジではなく、
確かに偏りが存在していることを指す一つの証拠にもなります。
そこで、「奈良判定」という言葉がどのくらい昔から使われているのかを調べてみます。
方法
もちろん、内々で使われている言葉がいつから使われたかは、
直接調べることはできませんが、
内々で浸透していれば、ネット上でもちらっと漏らしたりしていてもおかしくありません。
ということで、ネット上のWebページで「奈良判定」が使われ始めたのはどの時期かを調べます。
その方法は、Googleで「奈良判定」を含むWebページを検索して、
そのページの更新日と共にリストアップするという単純な方法です。
ページの更新日なので、実際にその奈良判定という用語を使った日付とは、
一致しないこともあるのですが、そこは妥協することとします。
「奈良判定」を含むWebページの数
下のグラフに、「奈良判定」を含むWebページ数を、
ページの更新年ごとに集計した結果を示します。
年を追うごとに、「奈良判定」というワードを使っている
Webページが増えていますね。
スマホの普及が始まったのが2010年からなので、
単純にネットワークの利用人口が増えたからというのもあり、
ページが増えているからどうとは言い難いですが、
Web上でもそれなりに昔から使われている言葉のようです。
一番初めに「奈良判定」が使われたページ
グラフ上では2001,2002年にも「奈良判定」を含んだWebページがあるように見えますが、
実際にページを見てみると関係のないページであったり、
ページ自体は別の内容で、最近書かれた新着記事に「奈良判定」を含んでいるようなページが、
検索にかかっていただけでした。
実際に、確認できた、「奈良判定」というワードが、
Web上で使われた最も古いページは下のページです。
http://boxing.dtiblog.com/?i&i2=res&no=3493&page=5
いわゆる、掲示板への投稿で、2013年に
「近畿の中では以前は奈良判定と呼ばれるものが存在しました。」
という投稿がされています。
ここでも「以前と」述べられているので、
内々では、さらに昔から使われていた言葉のようですね。
twitter で最も古い「奈良判定」は？
Webページだけではなく、twitter 上でも調べてみました。
「until」検索を使うと、いつまでのツイートだけを検索できるので、
最初つぶやきを見つけるのには便利ですね。
twitterでの「奈良判定」に初めて言及されたツイートは・・・
なんと、2013年に呟かれたもので、
現在はプロボクサーとなっている人のものでした。。。。。。
余りよろしくない香りしかしないので、詳細は伏せますね。
といっても、オープンに公開されていますけど・・・・
