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聞き間違いやすい英語フレーズ

英語のリスニングで減点の原因の一つは、
聞き間違いです。

回答している時は、自信満々で答えていたのに、
実は、違うことを答えていたとか、
聞き取りにくかったから、音の雰囲気でこれだろうと思っていたのが、
実は、似た発音の別のフレーズだったりしますよね。

このような聞き間違いを避けるためには、
しっかり聞くことはもちろんですが、
聞き間違いしやすいものを予め知っておけば、
そこに注意を割り当てて集中力の効率的な配分ができます。

この記事では、聞き間違いやすい英語フレーズをまとめていきます。

"Do you have the time?" と "Do you have time?"

これの難しいところは、
そもそも"Do you have the time?"というフレーズ自体を知っていないと、
その意味を理解するのが難しいところです。

"Do you have the time?"は、「今何時ですか?」と時間を尋ねるフレーズです。
ここでの"the time"は、the がつくことで、
話している人の間で、共通して認識している特定の"time"、
つまり、時刻を指します。

それを"have"「持っている」とは、
知っているということで、
今何時か知っていますか?→今何時ですか?
となります。

問題は、この"the"が抜けると、
ただの漫然とした時間の意味になるので、
"Do you have time?"は「今、時間ありますか?」となり、
意味ががらりと変わってしまいます。

この "the time" と、"time"を聞き間違うと、
文章の意味を大きく間違えて捉えてしまいます。

聞き間違いを避けるためには、
have と time の間に音が挟まるかに注意することが必要です。

幸いにも、"Do you have a time?" と"the" ではなく"a"が挟まる場合は、
"Do you have a time when ~" のように、
どのような時かを限定して使われるので、
"a" か "the" まで聞き分ける必要はなく、
音が挟まるかどうかだけ注意すれば聞き間違いを避けられます。

"imported" と "important"

"imported"と、"important"は、
前半部分の発音が完全に一致しているので、
初めの音だけ聞いて判断するせっかちな人は聞き間違えてしまいます。

"It is imported" 「それは輸入品です」という文章を聞いた時に、
"imported"よりも、"important"の方が、おそらく馴染みが深いので、
"It is important" 「それは重要です」という文章に聞き間違う可能性があります。

聞き間違いを避けるためには、
"import~"のはじめの音だけで判断せずに、
最後の音まで集中を切らさずに聞くことが必要です。

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