どのPCでもそうですが、
計算機のソフトウェアがプリインストールされていますよね。
Macでもcalculator.appという計算機アプリが、
最初からインストールされています。
これを使えば、ちょっとした計算を簡単に実行することができますが、
いちいち、このアプリを開くのは不便です。
計算機を通知センターやダッシュボードに配置しておけば、
少しは起動までの時間が短縮されますが、
計算機にカーソルを合わせてから数値を入力するとなると、
カーソルを動かす動作がもどかしいですよね。
ここでは、キーボードだけを使って、
最速で計算機による計算を実行する方法を紹介します。
Spotlight 検索で計算を実行する
下の記事でも紹介したように、
MacにはSpotlight検索という機能があります。
これは、アプリやフォルダを検索する機能ですが、
なんとこれで計算ができてしまいます。
clean-copy-of-onenote.hatenablog.com
下はSpotlight検索の検索ウィンドウに、
12x12を入力した様子を表しています。
(乗算の記号は*でもxでもどちらでも構いません)
ちゃんと、計算結果の144が表示されていることがわかります。
そのまま「Enter」キーを入力すると、
計算機アプリが開き、続きの計算を行うことができます。
Spotlight検索は「Command+Space」で起動することができるので、
全てキーボード操作で完結することができます。
実行の手順
それでは、計算の手順を整理しておきましょう。
- 「Command+Space」でSpotlight検索を起動
- 計算式を入力
以上です。
非常にシンプルな手順で、まさに最速でしょう。
その後も計算を続ける場合は「Enter」を押して、
計算機アプリを開きましょう。
計算式で使える記号
入力する計算式で使える代表的な記号を下の表にまとめておきます。
記号 | 演算 |
---|---|
+ | 足し算 |
- | 引き算 |
* | かけ算 |
x | かけ算 |
/ | 割り算 |
% | 割り算の余り |
単位変換にも使える
さらに便利なことに、
単位変換もこのSpotlight検索でできてしまいます。
例えば、ドル表記されている価格を、
円に変換したい時には、
Spotlight検索を開いて、
「1ドル」と入力すれば、
下の図のように、円に換算した金額が表示されます。
まとめ
Macでキーボード操作のみを使って、
瞬時に計算を行う方法を紹介しました。
非常に短いステップで計算ができるので、
まさにちょっとした計算に打ってつけですね。
単位の変換も同じ方法でできてしまうので、
とても便利ですね。
やはり、Macで何か始めるときは、
「Command+Space」からですね。