Google は検索エンジンとして非常に便利ですが、
さらに上手く検索するための便利な機能があります。
この記事では、Google 検索をさらに便利にする機能についてまとめます。
NOT 検索
これは、知っている人も多いと思いますが、
特定のキーワードを検索結果から除外する機能です。
Google では、「A -B」のようにハイフンをキーワードの前につけることで、
Bを含まず、Aを含むページを検索するといったNOT検索ができます。
例えば、ブログへのアクセス量のことをトラヒック(traffic)などと言いますが、
traffic はもともと自動車などの交通量を表す言葉です。
そのため、ブログのアクセス量の分析について調べたいと思って、
「blog traffic analytics」
というキーワードで検索すると、
自動車や信号など、明らかに求めてない情報も検索に引っ掛かります。
このような、邪魔な情報を除くには、
「blog traffic analytics -transportation」
のように交通(transportation)に関するページをNOT検索で除外するのがいいでしょう。
ファイルの種類指定
専門用語について調べたいけど、
文字ばかりじゃなくて、
スライドの形での解説を探したいということがあると思います。
そんな時に役立つのが、ファイルの種類を指定した検索です。
例えば、「仮想通貨」について説明したスライドを検索したい場合
「仮想通貨 filetype:ppt」
のように、filetype でファイルの拡張子を指定することで、
pptファイル、つまり、パワーポイントのファイルのみを検索結果に表示することができます。
サイト内検索
Googleで普通に検索をすると、
インターネット上に公開されているすべてのサイトから、
検索に一致するページが表示されますが、
特定のサイトの中で検索をしたいと思うこともあります。
Webページを見ていると、たまに、サイト内に検索ボックスがあり、
「このサイトを検索する」のような機能を設置しているところがあります。
このように親切なサイトなら良いのですが、
一般のサイトでも、サイト内での検索はできないでしょうか。
その悩みを解決してくれるのがサイト内検索です。
例えば、このサイトで、ショートカットキーについて書かれたページを検索したい場合は、 「ショートカットキー site:https://clean-copy-of-onenote.hatenablog.com/」 で検索することで、siteで指定されたサイト内でのキーワード検索が行えます。
一致検索
Google の検索は様々な工夫がされており、例えば、
「数学と算数の違い」
のように入力すると、
「算数と数学の違い」のように、
キーワード的には完全に一致していないけど、
意味的には近いものも検索の候補として表示してくれます。
つまり、入力されたキーワードをそのまま検索しているのではなく、
ある程度、意味を解釈して、それにあった検索結果を表示してくれています。
ところが、この解釈が微妙に間違ってくると、
望んだ検索結果を表示してくれないこともあります。
特に、歌詞の一節を覚えていて、その曲名を検索したいときなどに、
その一節を入力しても、思ったような検索結果が得られないことがあります。
そんな時には、一致検索を使うと効果的です。
「"数学と算数の違い"」
のように検索する語句をダブルクォーテーションでくくると、
その語句に完全に一致するページのみを検索します。
つまり、もっともシンプルなキーワード検索を実行してくれるということですね。
変に解釈が入らない分、キーワードが的確でさえあれば、
より望みに近い検索結果を得ることもあります。