クイックノート

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パソコン買ったらはじめにすべき設定

新しく買ったパソコンは、ほぼ空なので、そのままでは使いにくい。
そこで、便利なソフトや設定変更を加えていくのですが、
何から手を付けていいのか。。。

この記事では、パソコンを買ってはじめにすべき設定について、
リストアップしていきます。

※ 主に理系向け、かつ、Windowsの設定になります。

1. ブラウザの導入

大体のパソコンには、ブラウザが初期インストールされていますが、
自分にとって使いやすいブラウザをインストールしておく方が、
この後のソフトウェアのインストールもスムーズに進めることができて効率的です。

ブラウザは個人の好みですが、とりあえず「Chrome」をオススメしておきます。
ページの読み込みも早いですし、
別のパソコンでChromeを使っていれば、その設定をそのまま持ってくることもできます。

2. Alias フォルダーの作成

Windowsなら、ショートカットキー「Win + R」で、 「ファイル名を指定して実行」という機能が使えるのをご存知でしょうか。

ちょっとした設定をしておけば、下の画像のように、
chrome」と打ってエンターキーを押すとChromeを起動する
みたいな感じで、すべてのソフトウェアを
自分の好きなキーワードで起動することができる
ようになります。

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設定の仕方は次の手順通りです。

  1. Win + R で「ファイル名を指定して実行」を起動
  2. 「control」と打ち込みエンターを押すとコントロールパネルが起動
  3. 「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」
  4. 環境変数をクリック
  5. 「新規」をクリック
  6. 環境変数名を「Path」, 変数値を「C:¥alias」にしてOKをクリック
  7. Win + E でエクスプローラを開く
  8. アドレスバーに「C:¥」を入力してエンター
  9. Ctrl+Shift+N で新しいフォルダを生成
  10. フォルダの名前を「alias」に変更

後は、作成したaliasフォルダに登録したいソフトウェアのショートカットを追加して、
好きな名前を付ければ、その名前で起動できるようになります。

また、このaliasフォルダのショートカットをaliasフォルダに入れておくことで、
ファイル名を指定して実行で、このフォルダ自体を開くこともできます。

3. Google 日本語入力の導入

キーボードで文字入力を行う時に、
予測変換が便利な「Google 日本語入力」を導入しておくと、
色々と捗ります。

4. Office ソフトの導入

ワードやパワーポイント、エクセルなどは、事務処理を行う上でほぼ必須となります。
パソコンを購入する段階で、Microsoft Office などの Office ソフトがインストール済みであれば、
この手順は必要ありませんが、
そうでない場合は、ここで、インストールしておきましょう。

Office ソフトをパソコンと一緒に購入していない場合は、
無料のOffice ソフト「Libre Office」などを導入するのもありです。

5. クラウドストレージの導入

古いパソコンからデータを移すのに便利なのは、
クラウドストレージでの共有でしょう。

普段から、クラウドストレージをメインに使っていれば、
新しいパソコンを買った時も、
ソフトウェアをインストールするだけで、
勝手にデータ移行が終わるので簡単です。

6. ウイルス対策

時々ニュースでウイルスによる情報流出を聞きますよね。
そんな大事な情報入れてないと思っていながらもクレジットカード番号など、
大事な情報を扱っていることもあるので、
ウイルス対策はしておいて損はないはずです。

とりあえず、無料の「Avast!」を導入して、
安心感を得ておくことをオススメしておきます。

7. 電源オプションの設定

デフォルトの設定では、消費電力を抑えるために、
一定時間でディスプレイの画面をオフにしたり、
パソコン自体をスリープさせるような設定がされています。

これらの設定は
「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」
からカスタマイズ可能です。

8. オートコンプリートをオンにする

「ファイル名を指定して実行」でよく使う名前は、
最初の数文字を入力するだけで実行できると便利ですよね。

これは、オートコンプリート機能をオンにすることで実現できます。
この設定手順は下の通りです。

  1. Win + R でコントロールパネルを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」→「インターネットオプション」
  3. 「詳細設定」を開く
  4. 「ブラウズ」欄の「エクスプローラのインライン/オートコンプリートを使用してダイアログを実行する」にチェック
  5. 「OK」をクリック

9. latex の導入

理系など、数式を書く人がよく使うlatexのインストールは、
色々、必要なソフトをインストールするのが大変ですが、
下のインストーラーを使うと一括でインストールしてくれるので非常に便利です。

TeXインストーラ 3

10. atom の導入

latex のエディタや、
プログラミングなど、
汎用なエディタとして 「atom」 を導入しておくと便利です。

bash on ubuntu on windows

Windows でも linux のコマンドが使いたくなるときが、
時たまあります。

Cygwin」などをインストールしてもいいのですが、
Windows 上でlinuxコマンドを実行する機能が実装されているので、
そちらを使う方が手っ取り早いです。

設定方法は、以下の通りです。

  1. コントロールパネル→「プログラム」→「プログラムと機能」
  2. Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
  3. Windows Subsystem for Linux」をチェック
  4. 「OK」をクリック
  5. 再起動
  6. Winキーを押す
  7. 「setting」と入力し、「設定」をクリック
  8. 「更新とセキュリティ」→「開発者向け」→「開発者モード」
  9. Win + R で「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動
  10. bash」と入力しエンターキーを押しインストール開始

これで、コマンドプロンプト上でbashを起動できるようになり、
そのbash上でlinuxコマンドが実行できるようになります。

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