ブラウザのアドレスバーと言うと、
アクセスしているサイトのアドレスが表示される、
サイトのアドレスを入力するとそのサイトにアクセスできる
程度のもので、あまり使う機会がないという人もいると思います。
中には、アドレスバーに検索キーワードを入力すると、
検索サイトを通さずに、直接検索結果を得られることを活用している人もいるでしょう。
ところが、chrome のアドレスバーには、さらに進んだ使い方があります。
アドレスバーに「サイト名」を入力してアクセスする
アドレスバーにアドレスを打つのは普通ですが、
「www.~~~~~.com」と入力するのは大変ですね。
chrome では、もっと短い「サイト名」でアクセスすることができます。
しかも、この「サイト名」 は自分で自由につけることができます。
例えば、youtube を「y」で登録しておけば、
アドレスバーに「y」と入力するだけでyoutubeにアクセスすることができます。
設定方法
設定の手順は次の通りです。
1.chrome のアドレスバーに「chrome://settings/searchEngines」と入力する
2.「その他の検索エンジン」の「追加」をクリック
3.URL と キーワードを設定する
「検索エンジン」は自分が分かりやすい名前を付けておきましょう。
重要なのは、「URL」と「キーワード」です。
「URL」に名前を付けようとしているサイトのURLをコピペで貼り付けます。
そして、「キーワード」にサイト名を入力します。
ここに入力したキーワードをアドレスバーに入力することで、
そのサイトにアクセスできるようになります。
4.追加を押して完了
アドレスバーから特定のサイト内の検索をする
上の方法を使えば、あっという間によくアクセスするサイトを開けますが、
サイトにアクセスするだけが目的じゃない場合もあります。
例えば、youtubeにアクセスした時、
そのまま動画の検索を始めることが多いですよね。
この場合、一旦、
1. 一旦サイトのトップページにアクセスしてから
2. サイトの検索ウィンドウで検索
という手順を取っていますが、
本当にしたいのは、そのサイトでの検索であって、
トップページには興味ないという場合があります。
chrome のアドレスバーを使えば、サイトのトップページに行くことなく、
そのサイト内での検索結果に直接アクセスすることができます。
先ほどと似たような設定が必要になりますが、
例えば、youtube で検索しますよというキーワード「ys」と、
検索フレーズ「面白い動画」を入力すると、
youtube での面白い動画の検索結果に直接アクセスすることができます。
設定方法
1.chrome のアドレスバーに「chrome://settings/searchEngines」と入力する
2.「その他の検索エンジン」の「追加」をクリック
3.キーワードを設定する
ここまでは、上で行った手順と同じです。
ここで設定したキーワードで、どこのサイトで検索するかを区別します。
4.検索結果ページのURLを入力する
こちらの設定の場合、URLの指定の仕方に工夫が必要です。
通常、サイト内で、検索を行った場合は、
検索キーワードがURLの一部に入ったページに移動します。
ここでは、そのページのURLのキーワードの部分を「%s」に置き換えて入力します。
例えば、youtubeの場合、検索ウィンドウに「aaaa」と入力して動画を検索すると、
「https://www.youtube.com/results?search_query=aaaa」
というアドレスに移ります。
この「aaaa」の部分を「%s」に変更したURLを設定します。
これで、アドレスバーに入力したキーワードが「%s」の部分に入って、
直接、検索結果のページに移動できるようになるという仕組みです。
5.追加を押して完了
これで、アドレスバーに、
「キーワード 検索フレーズ」
の順に入力すれば、検索結果のページに移動します。
キーワードと検索フレーズの間には半角のスペースが入ることに注意が必要です。
まとめ
chrome のアドレスバーの活用方法を紹介しました。
よく使うサイトにキーワードを割り当てておけば、
すぐにアクセスできて快適になります。
また、「Ctrl+l」でアドレスバーに入力を移すという
ショートカットキーを合わせて使えば、
ブラウザを開いて一瞬で目当てのサイトを開くことができるようになります。