駐車場で問題になるのが、車高制限です。
新しく、駐車場を契約しようとするとき、
あるいは、買い物に行って屋内駐車場に駐車するとき、
車高を確かめておかないと、
実は自分の車が入庫できないかもしれません。
駐車場毎に様々に設定されている車高ですが、
実際、この車高は妥当といえるのでしょうか。
余りに低い制限だと、ほとんどの車が入庫できなくなります。
では、どの程度の制限が妥当といえるのでしょうか。
そこで気になるのは、
大体の車はどのくらいの車高に収まるのか
ということです。
この記事では、販売されている車の何パーセントが、
どのくらいの車高であるのかを調べていきます。
調査方法
各車種ごとのカタログスペックから、
車高のデータを集めます。
カタログ上別のスペックを持っているものは、
別の車種として扱うことにします。
また、車種毎のデータなので、
販売台数を反映しておらず、
街中を走っている何割がどの程度の車高かは分からず、
あくまで、この車高の車種が何割かというデータであることに注意が必要です。
車高の分布
各車高の割合を累積分布でグラフ化します。
つまり、グラフの横軸が車高(mm)で、
縦軸がその車高に収まる車種の割合を示しています。
参考として、155cm の車高制限を持つ駐車場に収まる
車種の割合をグラフ内に数値で示しました。
普通自動車の車高
こちらは、現行の普通自動車の車高の累積分布です。
2m でほとんどの車が収まりますが、
155cm では、66.7%ほどの車しか収まらないことが分かります。
軽自動車の車高
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