クイックノート

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ブログの記事は投稿後何日でアクセスされるようになるのか

テクノロジーにはライフサイクルという考え方があります。

ある新規のテクノロジーは開発された当初は、
開発した本人やその周辺の限られた人しかその存在を知りません。

その後、アーリーアダプターと呼ばれる
テクノロジーに敏感な人たちに知られるようになり、
彼らが使っているうちに、その他の大勢の人たちが追随するように、
流行していきます。

ブログ記事も同じように、
更新を毎回チェックしてくれる人のアクセスから始まって、
その他大勢の人がアクセスするまでには時間がかかると考えられます。

今日書いたブログは何日後にアクセスを集めるようになるのでしょうか。

今回は、このブログにある各記事の
アクセス数の推移パターンを調べることで、
ブログ記事のライフサイクル、
つまり、投稿後何日でアクセスが集まるかを明らかにしてみましょう。

方法

Google Analytics から各ページのユーザー数の時系列を取得し、
各ブログ記事の投稿日と付き合わせて、
投稿後の経過日数毎のユーザー数を取得します。

記事毎に人気度のバラツキがありますが、
今興味があるのは、投稿後の経過日数によって、
いつ人気のピークを迎えるかということなので、
記事毎にアクセス数のピークを1に揃えます。
具体的には、記事毎の最大アクセス数で時系列を割ります。

すると、各記事毎に下のようなグラフを得ることができ、
ユーザー数がピークを迎えるタイミングや、
ピークがどれだけ持続するかを見ることができます。

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各記事のユーザー数の時系列

当然、記事毎にピークを迎えるタイミングや、
ピークが持続する期間に違いはありますが、
この中から全体に共通するパターンを抜き出すことで、
平均的なブログ記事のライフサイクルを見つけることにします。

結果

平均的な変化

共通パターンを取り出す簡単な方法は、
平均を取ることでしょう。

ピーク時のアクセス数を1とした各記事のアクセス時系列を、
平均化したのが下のグラフです。

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平均的なブログ記事のライフサイクル

グラフを見ると、投稿してすぐのタイミングで小さなピークがあり、
一旦、アクセスが減少してから、徐々にアクセスが増えていき、
300日経過する辺りでピークを迎えて横ばいの状態が続く様子が見えます。
経過日数が500日を過ぎた頃にグラフが乱れていますが、
これは、経過日数500日を超える記事の数が少なく、
少数の記事のアクセス変動に平均値が大きく振られてしまうためです。
そのため、グラフの後半の方は無視した方が良さそうです。

最初のピークは、まさにブログの更新をチェックしてくれている方々が、
投稿後すぐにアクセスしてくれることによるものでしょう。
その後、徐々に大勢の方にアクセスされるようになり、
平均的には300日程度経過した後に良くアクセスされるようになり、
その状態は少なくとも200日以上続きそうです。

各記事のライフサイクル上の位置付け

上で求めたライフサイクルを利用すれば、
各記事の経過日数から、
その記事へのアクセスがもうすぐ増えそうなのか、
すでにピークを迎えているのかの目安がわかります。

下の図のように、グラフ上に記事の経過日数をプロットすると、
どの記事がライフサイクルのどの辺りにいるか一目瞭然です。

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記事がライフサイクルのどのあたりにいるかをプロット

まとめ

記事がアクセスを集め始めるまでには時間がかかりますが、
それがどのくらいかかるものなのかを調べるため、
ブログ記事のライフサイクルを求めてみました。

このブログでは、記事を投稿後、
平均300日程度でアクセスのピークを迎えることがわかりました。

記事を投稿した直後のアクセスで一喜一憂することなく、
一年は寝かせるくらいの気長な気持ちで考えることが重要そうですね。

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