「Google トレンド」からデータを取得する便利なパッケージ「gtrendsR」ですが、
これでもかというほど躓いたので、
つまづきポイントをまとめておきます。
結論だけ先に書いておくと、
「gtrendsR を使うなら Windows は使わない方がいい」
になります。
ステータスコードのエラーが出る
現象
gtrends
実行時に、
Error: widget$status_code == 200 is not TRUE
なるエラーが出力される。
解決方法
開発版の gtrendsR をインストールする。 CRANからインストールできるパッケージではなく、
devtools::install_github("PMassicotte/gtrendsR")
で、githubから開発版のパッケージをインストールすると、
このエラーは表示されなくなります。
マルチバイトのエラーが出る
現象
Windows で gtrends
で日本語のキーワードについての情報取得時、
Error in make.names(col.names, unique = TRUE) : invalid multibyte string 2
なるエラーが出力される。
解決方法
その1: Windows を使わない
Ubuntu で実行すると、このエラーは出力されません。
Ubuntu のマシンが使える場合は、そちらを使った方が早く解決します。
その2: ロケールを変更する
上から、OS の問題であることが分かったので、
デフォルトで設定されているロケールを変更します。
Sys.setlocale(locale="C")
とすれば、一応エラーは解消されます。
ただし、取得したデータが文字化けするので、 あまり嬉しい解決ではありません。